• Home
  • >
  • 子育て情報
  • >
  • アレルギー対応☆七夕の折り紙&手作りゼリーレシピ☆
子育て情報
2018年7月5日 10:00 学び 暮らし

アレルギー対応☆七夕の折り紙&手作りゼリーレシピ☆

アレルギー対応☆七夕の折り紙&手作りゼリーレシピ☆

簡単なのにかわいすぎる♪七夕飾りの由来と折り方&七夕ゼリーの作り方(アレルギー対応・マクロビ)

 

1 七夕の由来

七月七日は、五節句のひとつ「七夕の節句(しちせきのせっく)」。大陸から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」という儀式と、日本で「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれる女の人が、神さまに感謝の布を織る習わしが合わさったものだそうです。

この時期に、天の川をはさんでひときわ大きく輝くふたつの星、牽牛(けんぎゅう)、織女(しょくじょ)から生まれたおりひめ、ひこぼしのお話。一年に一度逢うという恋のお話のイメージが強いですが、本来は織り姫にあやかり、芸事の上達を願うというものです。

 

2 七夕のしつらえと食卓アイディア

 七夕をあらわす伝統的な道具やしつらえをご紹介します。

織姫を想わせる「糸車」。巻かれているのは、三色の絹糸です。裁縫だけでなく、歌、踊り、楽器、茶道、生花などの「芸事がうまくなりますようにという願い」を表します。

糸車の上に、水を張った器を置きました。「水面(みなも)に星がふたつ映ると願い事が叶う」という言い伝えを表します。

「芋の葉の朝露で墨をすり練習すると、字がうまくなる」。友人の自然農法の畑から分けてもらった芋の葉と、他の植物の葉に水を落としてみると、芋の葉にだけ水滴がころころできました。

笹飾りは日本で発展したそうです。笹は邪気を払う神聖な植物として神事でもよく使われ、つい先日6月30日の「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」では、巫女さんが舞いながら、笹の葉で湯のしぶきを散らし、祓い清めるという「湯立神楽(ゆたてかぐら)」がありました。

元々は「梶(かじ)」の葉の裏に願いことを書いていたそうです。ちなみに茶道裏千家では、七夕にちなみ、梶の葉を水差しのふたの代わりにのせる「葉蓋(はぶた)」という涼やかなお点前があります。

江戸時代に、七夕が宮中行事になってからは、梶の葉から「短冊」に変わりました。「五色(ごしき)」は、陰陽五行の五色(青(緑)、赤、黄、白、黒(紫))を表わしています。

 そうめんを五色の和紙で束ねてもいいですね。束の端を糸かゴムでしばってから茹で、しっかりもみ洗いし、大皿の上に天の川のように置いてから、端を切り落とすと美しく盛り付けられます。オクラの輪切りは小さな星。星型に抜いた蒸しにんじん、ハム、チーズ。錦糸卵、トマトやきゅうりの千切り、しいたけの含め煮などといっしょにどうぞ。

 

3 伝統的な七夕飾りの意味と作り方

 江戸時代からつくられてきた代表的な形には、それぞれどんな意味があるのでしょう。

 

①紙衣(かみこ・かみころも・かみごろも)[★★★]…「裁縫が上達しますように」

 竹の先端に吊るします。形代(かたしろ)として、罪や穢れをうつし、病や災いを引き受けてもらい、こどもたちが健康に育つようにという願いを表わしています。

 

②吹き流し[★★☆]…「裁縫がうまくなりますように」

 元は五色の糸を飾っていました。織姫のおり糸を表わし、機織り、裁縫の上達を願うものです。

 おりがみの上1㎝を手前に折り、縦に半分に折り、さらに半分、もう半分と折り目を付けます。蛇腹に折り重ね、はさみで縦に3本切り込みを入れ、おりがみをひらいて、上部をのりづけしたらできあがり。

 

③短冊[★☆☆]…「字が上手になりますように」

 おりがみを縦に4つに切り、和紙でつくったこよりをのりづけしたらできあがり。

 江戸時代、書道にまつわる願いからはじまったそうですが、現在はさまざまな願いが書かれるようになりましたね。

 

④ひしがたつづり・輪かざり[★☆☆]…「天の川」

 天の川をあらわします。ひしがたつづりにはさまざまな形があります。連なっていることから「みんなの想いがつながりますようにという意味もある」という説も。

 折り紙を4つに切り、角をのりづけしてつないでいけば、「ひしがたつづり」。手づくりの飾りの定番「輪かざり」は、細く切ったおりがみを、輪にしてのりづけし、次のおりがみを輪に通して、輪にしてのりづけするのをくりかえします。

 

⑤星かざり[★★★]…「星に願いが届きますように」

 半分に折り、また半分に折り、両面の袋を開き折り、左辺を中心に合わせ折り、裏も同じことをします。右の角を上にひっぱり、下の頂点に重ね折ってから、頂点を右上に折り戻します。左を半分に折ってから、頂点を左上に折り戻し、のりづけしたらできあがり。

 

⑥屑籠(くずかご)[★★★]…「物を粗末にしない心が育ちますように」

 かざり作りで出る紙くずを中に入れ、物を大切に、整理整頓する心が育つよう願いかける形だそうです。

 対角線で折り、さらに半分、もう半分に折り、わの辺を長い辺に折り合わせ、上部の三角形をはさみで切り落とします。はさみで左右から切り込みを入れ、開いて、対角線に糸を通して、まるく形づくればできあがり。

⑦提灯(ちょうちん)[★★☆]…「明るく照らしてくれますように」

 半分に折り、折り目からはさみで1cm間隔で切り込みを入れ、折り紙を開いて両端の角をのりづけしたらできあがり。

 心を明るく過ごせるようにとの願い。また、短冊を照らして、天に届きやすくなるようにとの願いもあるそう。

 

⑧千羽鶴[★★★]…「家族が長生きしますように」

 めでたい長寿の鶴にあやかり、健康や家内安全を願うものです。

 おりがみの定番ですね。家族の中で最高齢の歳の数だけ飾るところもあるそう。

⑨投網(とあみ)[★★☆]…「豊漁になりますように」

 大漁になれば、豊かに暮らせることから。幸せをからめとるという意味もあるとか。

 半分に折り、さらに縦半分に折り、両端からはさみで1cm間隔で切り込みを入れ、折り紙を開いて縦方向に少し引っぱればできあがり。

 

⑩貝[★★☆]…「海の恵みを受けられますように」

  川や海での大漁を願うもの。

 半分に折り、折り目からはさみで1cm間隔で切り込みを入れ、折り紙を開いて対角線の角をのりづけしたらできあがり。

 

⑪巾着(きんちゃく)[★★]…「豊かになりますように」

 江戸時代の財布の形で、節約や貯蓄ができるようにとの願いを表わすそうです。

 半分に折り、さらに半分に折って折り目をつけ、両端から中心線に折ります。下の両角をななめ上に折り上げ、袋を開き、裏へ折り込みます。上の両角をななめ下に折り、三角の部分を、下に二回折り、裏も同じことをしたらできあがり。

 

4 簡単かわいい♪七夕ゼリーの作り方

奈良時代から食べられていた「寒天」は、食物繊維だけでなく、免疫力を高める食材としても再び注目されています。星や水玉模様のゼリーをつくってみましょう。

[材料] 

・水 500cc 

・粉寒天 2g

・はちみつ 大6-7

・塩 ひとつまみ

・お好みの果物 適量

 

[作り方]

①くだものを薄く切り、クッキー用の型などで星型にします。

*多めの寒天で固めた果汁ゼリーを、型を抜いてもかわいいです。

*丸く抜いて「水玉模様」、四角く切って「色紙散らし」もかわいいですよ。

②鍋に、粉寒天と水を入れて5分ほどおいてから、はちみつと塩を加えて混ぜます。

 *火はつけません。

③火をつけ、沸騰しはじめたら、弱火でよく混ぜながら2~3分煮ます。

 *寒天はしっかり加熱することで固まります。

④水でぬらした型に寒天液の1/3を入れ、寒天が固まりかけたら、くだものの半量を置きます。

 *寒天液が固まりきらないうちに次の寒天層を流すことで、一体化します。

⑤残りの寒天液の1/2を入れ、寒天が固まりかけたら残りのくだものを置きます。

⑥残りの寒天液を入れ、粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固めたらできあがり。

*お皿を乗せて、ひっくり返してください。

 *最後の寒天液に、天然色素でうすく青色をつけると、ひっくり返した時、底に薄い青色が透けて見え美しいですよ。

 *器のまま食べる場合は、寒天の量を減らし、ふるふるやわらかいゼリーもおすすめです。

 

5 まとめ

 今年も無事に七夕の節句を迎えられることに感謝です。

 みなさまもどうぞ来る夏をすこやかにお迎えくださいね。

 


こども寺子屋・おとな寺子屋

栁原 里実さん

「この時代に、この場所に生まれた、いま持っている心と身体で、この季節に、ここで手に入るものを、大切な人とまるごと味わう」をモットーに、簡単な英語表現を交えながら、四季の行事や暮らしの手作りを楽しむ教室「こども寺子屋」「おとな寺子屋」を主宰している。

ブログ:五感まるごと☆四季を愉しむ寺子屋だより -What a Wonderful Everyday Life in Japan!-