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子育て情報
2016年6月14日 15:59 暮らし

子どもの台所仕事研究家 presents  第1話「マリア様みたいな母親にはなれへんて!」

子どもの台所仕事研究家 presents  第1話「マリア様みたいな母親にはなれへんて!」

~子どもにある育つ力・あなたにある観る力を育てる~

 

はじめまして。石井由紀子です。

大阪の北部、茨木市というところで 乳幼児から小学生までのお子さんとお母さん(ときどきお父さん)を対象に 親子の料理教室を開いています。 そして、私自身も高3長女、高1長男、小5次女のお母さんでもあります。


教室

ある日のこどもキッチン。 子どもたちがつくったおにぎりをみんなで食べながら、お母さんたちのお悩みに答えていく石井先生

昔は、農業とか漁業とか、暮らしと仕事に境目がなくて お母さんも結構な働き手で忙しいもんやから、 子どもをおんぶ紐で自分の背中にくくりつけて 「子育てとはなんぞや!」なんて考える暇もなく・・・ でも、だから、シンプルに子育てができた。

実は、昔の日本の子守歌の歌詞には、「母が子をやさしくあやして・・・」なんてのは、ない。

子育ての歌詞をよーくみると、「はやく寝てくれたら、あんた(赤ちゃん)も楽やし、子守(自分)も楽やで~」だったりする。なんでしょう?このシュールさ加減は(笑)

昔は、歌にのせて表現して、現実を受け入れてたんですね。 「かわいいときもある。楽しいときもある。 けど、泣かれたらつらいし、しんどいもんは、しんどい」ってね。


親子

子育てって、本当はめっちゃシンプルやのに、どこか母親に対して「幻想」があるもんやから、どうしたらいいか分からんようになってしまう。

「子どもを怒りたくない。穏やかで微笑みをたたえるマリア様のような母親になりたい」

そういう幻想に押しつぶされそうになっている人、多いんとちゃうかなぁ~。

「母親なら誰しも、一度はパーフェクトマザーを目指す」 なんていう言葉も聴いたことあるし。ほんまに最初の最初だけやけど、私も、ほんまに目指してたし(笑)

だから、日本の子守歌の意味を知って、ホッとした気持ちになったの。
子どもと自分と現実との間に、折り合いをつけながら育てていくうちに、 ちょうどいい頃合いになっていく。

「いいお母さんになる」のじゃなくて「子どもが育ち・自分も育つ」 そんな観点で、このシリーズを進めていけたらなぁ~と思っています。


お遊び

今回の、目からウロコの子育てアプローチは・・・「子どもを客観的にひたすら観察する」です。

動物のドキュメンタリー番組を観るかのように子どもを観察する眼が持てれば、間違いなく、子育てはおもしろくなる!


あなたのお子さんは、確かにあなたのお腹から生まれてきたけど 、実は、お腹にいる時から意志を持った一個の人間。 あなたの分身なんかじゃないんです。

あなたは、自分がどうやって

□言語を習得したか覚えていますか?

□靴がはけるようになったのか覚えていますか?

□瓶の蓋が開けられるようになったか覚えていますか?

じっくり見ていると、子どもがそれを習得する時間を、自分でちゃんと作っているのがみえてきます。

 

生まれたばかりの馬の赤ちゃんは、数時間後には立って歩けます。 おなかのなかで、かなり完成した形で生まれてくる。

でも、人間の赤ちゃんは、生まれた後に、周りの環境に自分の意志で関わり、自分の体を使いながら、自分を育てていくのです。生命の神秘です。

そして、他の動物と違うのは「大人との関わりが必要だ」ということ。 人間には「文明」という本能では対応できない部分が多いですから。


あなたも子どもだった昔にはそうだったように、子どもは自分で育とうとしています。 よ~く観てみましょう。その姿、その真剣なまなざしに、 ドキッとしちゃうかも☆彡


では、今から、子どもの観察の仕方を一緒にみていきましょう。

→子どもの台所仕事研究家 presents 1歳半からできる「おにぎりづくり」


こどもキッチン主宰

石井由紀子さん

石井先生

子どもの台所仕事研究家。 モンテッソーリの教育理論をベースに 台所仕事から子どもの自立をつくる教室 「こどもキッチン」を主宰している。

こどもキッチン http://blog.kodomo-kitchen.com/