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子育て情報
2018年11月19日 10:09 健康 学び 暮らし

知ってますか??”へちま”は万能な野菜ってこと!!!

知ってますか??”へちま”は万能な野菜ってこと!!!

簡単☆自然栽培のへちまを育てて、へちま料理・へちまたわし・へちま化粧水をつくろう

 

1 糸瓜(いとうり)と江戸っ子と江戸美人

 

 こんにちは。「いつもがわくわく☆こどもてらこや」主宰の柳原里実です。

 

この春、こどもてらこやの小さな畑に無農薬のへちまの種を植えました。

 

双葉が出て、本葉が出て、するするとつるが伸び、花が咲き、赤ちゃんへちまがなりました。

 

それから毎日ちょっとずつ大きくなり、こどもたちの腕くらいに育ちました。満月に収穫して、料理と工作体験をしましょう。

 

 その前に、へちまにまつわるいろいろなお話を見てみましょう。

へちまは、インド原産のウリ科一年草で2000年以上前から栽培されていた記録がある植物です。日本へは江戸時代(1603-1868)初期に伝わり、はじめは「絲瓜(いとうり)」、簡単に「とうり」と呼ばれていました。そして、漢字は「糸瓜」のまま、読み方がなぜか「へちま」になったのです。ためしに、パソコンやスマホで「へちま」と打って漢字変換してみてくださいね。

 

なぜそんな呼び方になったのでしょう?なんと、「江戸っ子のシャレ」なのだそう。

江戸っ子になじみ深かった「いろは歌」。48文字すべてを一度ずつ用いられ、かつ意味をなす歌であり、言霊(ことだま)エネルギーを発する祝詞でもありました。

「とうり」の「と」は、いろは歌「いろはにほへと ちりぬるを」の中の、「へ」と「ち」の「間」にあります。つまり、「へ・ち・ま」。江戸時代のシャレが現代まで続いているとは楽しいですね。

 

へちまたわしは、江戸の台所で活躍。そして、へちまの茎から集める「へちま水」も大人気。のどの民間薬として利用され、また「美人水」として大奥へ献上されていたそう。現代の研究で、へちま水には有効成分が含まれていることが分かっています。昔の人はすごいですね。

 


 

2 満月に収穫する意味

 さて、てらこやはたけのへちまは、満月の日に収穫することになりました。

 昔から、農業の暦では、土より上の植物は満月の日がよいとされています。大海の潮の満ち引きを引き起こすほどの月の引力は、満月の日に最大になります。地中の水分、エネルギーがぐっと引き上げられ、地上の野菜、果物、花、ハーブの中に、水分とエネルギーが満ち満ちている状態なのです。

 

ちなみに、満月の見える夜という意味ではありません。てらこやへちまも早朝に収穫。月は、強い太陽の光で、日中は見えませんが、確かに存在しているのです。「見えぬものでもあるんだよ*」ですね。 

 やはり先人の知恵はすばらしいですね。

 *金子みすゞ 『星とたんぽぽ』

 


 

3 おいしすぎておかわり♪「へちまチャンプルー」

 本州以北では食用としてはめったにお目にかからないへちま。でも、沖縄では「ナーベラー」と呼ばれ一般的な家庭料理の食材。

こどもてらこやで自然栽培したへちまを、まだ青く柔らかいうちに収穫して、みんなで食べたら、そのおいしいこと!とろとろ悶絶。こどものみなさんも、「おいし~!」の連発です。本当にごはんが止まらないですよ♪

 

<材料>        

・へちま 1本

・ツナ 1缶

 

<作り方>

(1)薄く皮をむき、ひと口大に切ります。

(2)植物油を入れたフライパンに、ツナとへちまを入れて、塩をふります。

(3)さっと炒めてふたをして、やわらかくなるまで煮たらできあがりです。

 *「どぅーじる=自分の汁」で煮るレシピです

 *本場の「ナーベラーんぶしー(みそ炒め)」は、島豆腐、豚肉、かつおだし、白みそで調味します

 *お好みで、とき卵をいれてもよしです

 


 

4 簡単へちまたわしの作り方

 代表的な作り方は主に3通り。

 市販のへちまたわしは漂白されていますが、そのままナチュラルな生成色もかわいいですよ。

 

①すっかり枯れるまで待つ

 ご近所の先輩が、畑になったままにしておいたら、すっかり枯れて、たわしができていたとのことでした。うまくできれば一番簡単な方法ですね。

 

②水につけて腐らせる

 皮と実がどろどろに腐り、繊維だけが残るという方法です。ただし問題は「モーレツに臭いこと」。マンションのベランダはもちろんですが、広い畑で試しても「くさい」と言われたと先輩の談。

③ゆでる

 海外のへちまたわし動画サイトでは、がんばって皮をむいている動画がたくさん。けれど、むかなくていいです。そのままでいいです。すぐにできるので、みんなで工作するときにもおすすめです。

 

<材料>

・へちま 

*60cmくらい大きく育っているもの

<作り方>

(1)へちまを20-30分くらいゆでます。

 *はじめに使いたいたわしの大きさに切っておきます。ゆでる前に切ると、簡単に美しく切れます

*まるごと長いたわしにしたい場合は、大鍋を使いましょう

*落しぶたをすると、まんべんなくゆでられていいですよ

 

(2)冷ましてから、水の中でもみ洗いします。

 *皮、実、種が簡単に取れます

 *取れない種も、乾燥中に落ちるので大丈夫

(3)自然乾燥させたらできあがりです。

 


 

5 へちま美人水の作り方

大奥の美女たちをとりこにした「へちま水」。水など添加せず、正しい保存法であれば10年たっても腐らないそうです。うちでは、手作りの化粧水の中に足して使っています。

保湿作用のある「ペクチン」、肌のむくみに効果のある「カリウム」が含まれています。皮膚の再生を活性化する「ヘチマサポニン」は、へちまと朝鮮人参にしか含まれてない成分だそうです。

またph値は、肌に近い「弱酸性」であり、へちま水の構造単位(クラスター)は水より小さいため、肌に浸透しやすい性質。まさに「美人水」ですね。

さて、たわし用の実を収穫したのち、へちま水を取らせてもらいましょう。

 

<作り方>

(1)地面から50cmくらいのところで茎を切り、清潔な一升瓶に差し込みます。

*通常1本のつるから2リットルくらい取れます

 

(2)雨や虫などが入らないように、瓶の口をラップなどで覆います。

 *写真は手作りのみつろうエコラップ。巻いて握ればしっかり留まるので楽ですよ

 *2~3日で瓶いっぱいにたまります。

 

(3)煮沸消毒します。

 

(4)ろ過したらできあがりです。

 *お肌へのご使用はパッチテストを行ってください

 *髪の毛のハネを直すヘアウォーターにもいいですよ

 *保管中に白い浮遊物が出てきますが、へちまが活性化し出るものなので大丈夫。気になる場合は再びろ過してください

*冷暗所に保存

 


 

6 へちませっけんの作り方

 ハワイなどでおみやげ屋さんに並んでいる「Loofa Soap」。

カラフルな透明石鹸の中にへちまたわしが見えていて、泡で洗いながらこすれるしくみです。石けんが少し浮いているので、おふろでも濡れて溶けにくくなりよいです。

 

 この透明の石鹸の材料は「MPグリセリンソープ」です。「Melt(溶かして) & Pour(注ぐ)」だけででき、成分は植物性グリセリン、水、ココナツなどの植物性オイル、糖分、水酸化ナトリウム(*石鹸になった時点で脂肪酸ナトリウムとグリセリンに分解されなくなる)。お肌に優しく、赤ちゃんから使えるといわれています。

 

*日本の薬事法の基準では、「石けん素地」という表示のみで許可されているので、その中に混入されたものは不明です。また、全国規模の有名な自然派クラフトショップや、「無添加」「自然」と書かれているネットショップでも、化学物質#が混入されていることが多いので、成分表をご確認されることをおすすめします。

 

#*プロピレングリコール、ラウリルグリコース、アルコール溶剤、パラベン、ラウレス7硫酸、ラウリル硫酸、ステアリン酸、ラウリン酸、EDTA、 ペンテト酸、エチドロン酸など

 

 

<材料>

・へちまたわし

 *市販のものもOK

・MPグリセリンソープ(無添加・SLSフリー)

 *成分に要注意(下記参照)

・お好みで自然着色料

 *今回使用は食用着色料

・お好みで精油

 

<道具>

・製菓用モールド

・耐熱容器

 

 

 

<作り方>

(1)耐熱容器に、小さく切ったMPソープを入れ、加熱して溶かします。

 *20秒くらいずつ、溶けるまでレンジをかけて。。。。

 

(2)ごく少量の水で着色料を溶かし、好きな色をつくります

 

(3)モールドにへちまたわしを入れ、好きな色のソープ液を流します。

 *お好みで、多色マーブル模様、ななめに重ね模様などもいいです

 

(4)固ったら、型から外してできあがりです。

 自然のめぐみをまるごといただいて、食卓から洗面所、お風呂まで、どうぞ豊かな暮らしを。

*日本の薬事法の基準では、「石けん素地」という表示のみで許可されているので、その中に混入されたものは不明です。また、自然派クラフトショップや、「無添加」「安全」と書かれているネットショップでも、化学物質#が混入されていることがあるので、成分表をご確認されることをおすすめします。

 

#*プロピレングリコール、ラウリルグリコース、アルコール溶剤、パラベン、ラウレス7硫酸、ラウリル硫酸、ステアリン酸、ラウリン酸、EDTA、 ペンテト酸、エチドロン酸など